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ヒロキさん救援友の会とは
​ヒロキさん救援友の会の規約をご覧ください。

ヒロキさん救援友の会  代表メッセージ

 台湾の大学への留学後に「日本と台湾の架け橋」になろうと2019年から台湾のシンクタンクに勤めている滝沢大生(たきざわ・ひろき)さんが、「その意志を実現できるよう支援したい。」、そうした強い想いを共有する仲間と共に「ひろきさん救援友の会」を立ち上げました。

1996年4月から台湾で仕事をする機会を得た私には当時小学校3年生になる長男がいました。台北市の日本人学校に通うことになった長男は、すぐに滝沢秀一さんのご次男の大生(ひろ

き)君と友達になり、順調に学校生活を送り、我が家と滝沢家とは家族ぐるみのお付き合いを

しました。

 その後、約3年が経とうとしていた1999年1月に私の長男は「脳髄膜炎」を患ってしまい、12時間以上の手術の末に一命を取り留めました。その際、滝沢さんや台湾出身の奥様は、言葉が心もとない私と妻に身を寄せて病院との治療方針の相談や治療経過の説明等に対応していただき、滝沢家は私達にとって、長男の、正に「命の恩人」と深く心から感謝してきました。

そして、私たち家族が沖縄に戻った翌年の2000年に滝沢家が沖縄へ移住され、家族ぐるみのお付き合いは四半世紀を超えようとしています。

 そのような折、滝沢さんのご次男の「ひろきさん」が、2024年11月13日、台北市内の病院で左リンパ節悪性腫瘍の除去手術を受けたと知らされたのです。

実は、ひろきさんは2022年4月に「嗅覚神経芽細胞腫」という脳腫瘍を患って手術を受け、その後の治療とリハビリを経て2023年の年明けにはシンクタンクへ復職していました。今回の左リンパ悪性腫瘍はその「転移」とのことです。私の長男の事を思い返すと、滝沢家のご心労、ひろきさんを救いたいというお気持ちはお察しして余りあります。

そして、術後に主治医からは、一刻も早く(1ケ月以内)に放射線治療の一つである「陽子線治療」と「抗がん剤治療」行う必要があると言われましたが、治療費は約700万円と非常に高額です。また、ひろきさんの療養生活、ご家族の沖縄と台湾間の渡航費等を考えると、合計で約1,000万円のお金を用意しなければなりません。

 しかし、滝沢家は高額の治療費が掛かった前回の脳腫瘍の手術等で貯金等を消費しており、お父様は支援者の協力の得て募金を呼びかけるホームページを作成して、私を含む全ての友人、知人に支援(募金)を求め、私たち有志もこの一ケ月できる限り支援活動を行いました。

その結果、12月10日時点で、4,550,000円の募金が集まりました。募金は目標額に達してはいませんが、主治医から一日も早く治療を開始するよう求められていたことから、滝沢さんは205万円をひろきさんに送金し、12月中旬から治療が始まることになりました。

 私達は、ひろきさんが適切な治療を受け、「日本と台湾の架け橋」になるという意志を実現できるよう支援するという強い気持ちを持ってきましたが、募金の目標額の達成にはこれまでの個人的なネットワークだけでは限界が近づいていると考えました。

 そこで、ひろきさん名義の銀行口座に残った募金250万円を「ひろきさん救援友の会」で引き継ぎ、滝沢家と手を取り合いながら、組織的に友の会として、目標額までの残り600万円の募金を呼び掛け、集まった募金を適切に管理することにしました。

ひろきさんの治療が成功し、職場復帰ができますよう、どうか皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

                              ひろきさん救援友の会代表

                                     前田 光幸

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